2012年5月10日木曜日

日々の覚え書き: December 2011


December 31, 2011

速いエンジェルツイート

年末恒例3日連続の大井。東京2歳優駿牝馬。エンジェルツイートはゲートが開いた瞬間にすでに1馬身ほど出ていて、あっという間に後続に3馬身ほどの差をつけるというスタートダッシュの速さ。終始エミーズパラダイスに突かれてという普通なら直線でバテてしまいそうな厳しい展開だが、逆に直線では突き放した。今のところユングフラウ賞、浦和・桜花賞という予定で、来年のその路線が楽しみになった。終了後は塚田農場・大森店。さすがに今日はガラガラ。大森店は初めてだがそれにしてもここのは何を食べてもうまい。2日後には川崎店に行く予定なのだが(笑)。

競馬●東京2歳優駿牝馬。絶好のスタートダッシュで逃げたエンジェルツイートに、2番手追走の断然人気エミーズパラダイスが4コーナー手前でクビほどの差で並びかけたが、エンジェルツイートは直線を向いて再び突き放すと1馬身ほどの差を詰めさせずに逃げ切り勝ち。3馬身差3着にショコラヴェリーヌ。4着レイモニ。●桐花賞。断然人気カミノヌヴォーが2番手追走から向正面で先頭に立つと徐々に差を広げて勝利。やや離れた3番手を追走していたコアレスランナーは差を詰められず3馬身差2着。2馬身半差3着にニシノエックス。ゴールドマインは5着。●東海ゴールドカップ。先行した人気3頭が向正面から後続を離しての競り合いは、スタートからハナを主張したマルヨフ ェニックスが直線でも先頭だったが、3番手追走のエイシンフレンチが残り100mで交わし、突き放して勝利。マルヨフェニックスは3馬身差2着。2番手を追走していたシンワコウジが3/4馬身差3着で、4着には7馬身差がついた。●園田ジュニアカップ。好スタートでハナに立ったポアゾンブラックが後続を寄せつけず逃げ切ってデビューから3連勝。3番手を追走していたメイレディが1馬身差2着。最後方から押し上げたケイレコードオーは5馬身差3着。●高知県知事賞。4番手追走のキングサラディンが3~4コーナーで先頭に立つと直線で突き放して勝利。直後を追走していたタンゴノセックは差を詰められず2馬身差2着。さらに2馬身差3着にリワードレブロン。●クリスチャン・デムーロ がUAEで初勝利。●G1ラブレアS(サンタアニタ7F,3yo f):徐々に前に迫ったテディーズプロミスが3コーナー過ぎで先頭に立つと直線突き放しステークス初勝利。2 1/4馬身差2着にシュガーインザモーニングで人気薄同士の決着。1 3/4馬身差3着にグレートホット。断然人気タービュレントディセントは6着。●G3ミスタープロスペクターS(ガルフストリームパーク6F,3&up):ハナを奪ったゼロレートポリシーが逃げ粘っていたが、好位からラチ沿いを伸びた僅差2番人気アプライオリティがゴール寸前でとらえてハナ差で勝利。半馬身差3着に1番人気インディアノ。

本日のワイン●塚田農場にて。日本酒。熱燗と冷や。帰宅してカヴァはカステル・ド・ラ・コマンダ、ブリュット・ロゼ。続きのキザンワイン赤2010

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December 30, 2011

いつもどおり大晦日イヴ

午後から大井競馬場。ふるさとコーナーのばんえいの場立予想に顔を出して、その後に東京シンデレラマイル。テイエムヨカドーは以前なら1600mはちょっと長いような感じだったのだが、それにしても内回りの直線がそれほど長くはないコースでよく差し切った。これで繁殖入りの予定だそうだ。ショウリダバンザイは縦長の最後方から。内回りコースで4コーナー最後方ではさすがに届かない。58キロの影響もあったのかどうか。最終レースまで場立予想に参加して、帰りは品川で軽く飲み。大井が年末重賞を3日連続でやるようになって、さらにふるさとコーナーではばんえいの場立予想をやるようになって、毎年変りばえのしない年末。

競馬●ライデンリーダー記念。3番手から3~4コーナー先頭はオグリカーンだが、中団から直後につけていたマイネルセグメントが直線交わして勝利。オグリカーンは1馬身半差2着。7馬身離れて3着にトミシノドラゴン。●東京シンデレラマイル。直線狭いところからハルサンサンが残り100メートルで抜け出したが、中団から伸びたテイエムヨカドーが差し切ってアタマ差、57キロ12番人気での勝利。1馬身差3着に1番人気マニエリスム。●ヤングチャンピオンシップ。人気2頭がほぼ同時に障害をクリアしたが、すぐにニシキエーカンが前に出た。しかし残り10メートルでブラックボスが交わすと突き放して勝利。障害3番手のオメガグレートが離れて3着。●ジェ� ��ルアリSプレップ(ジェベルアリ1800m,4&up):シェイク・マジド・ビン・モハメドのYIRGAが今シーズン初勝利。2馬身差2着にシェイク・アーメド・ビン・モハメドのイヴンアルナフィス。●今年はドバイワールドカップカーニヴァルが1月5日から始まる。ちなみに04年からドバイインターナショナルレーシングカーニバルが始まったが、今年からこの名称に変更。

本日のワイン●ハッピーアワーでグラスのカヴァを2杯。ルイ・ラトゥールの白をグラスで1杯、赤を2杯。ほかに黒糖焼酎をお湯割りで飲んだり。帰宅して、今年リリースされたキザンワイン赤2010ようやくいただいた。

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December 29, 2011

カタールはダービーデイ

通常出社で雑務を片付けてから大井競馬場。モノレールは年末らしい混雑。身軽な人は大井競馬場前で下車。荷物を持った人は羽田へ、とわかりやす。ふるさとコーナーでのばんえいの場立予想に2レースほど参加して、東京大賞典。2分1秒8という勝ちタイムはほんの数年前ならとんでもないタイムなのだが、そのタイムで勝って本調子ではなかったというのだから、ここ何年かでダート路線のレベルはさらに確実にアップしている。もはや地方勢がまともにレースをするのは難しいレベル。場立予想に戻って終了後はまっすぐ帰宅。で、東京大賞典の原稿などなど。日付が変わって午前4時前に力尽きた。

競馬●東京大賞典。スマートファルコンが外枠からハナは予定通り。やや離れてワンダーアキュートとテスタマッタが併走して追走。3~4コーナーからスマートファルコンが後続との差を広げるのがこれまでのパターンだが、直線を向くと逆にワンダーアキュートがじりじりと差を詰め、ぴたりと並んだところがゴール。わずかにスマートファルコンがしのいでいた。3着にはテスタマッタでJRA勢が6着まで独占。7~9着が南関東勢で、10着以下が地方他地区勢。それぞれのレベル差がはっきりと結果に出た。●カタールはダービーデイ。なんと全6レースのうち5レースが「カタールダービー」を名乗るレース。サラブレッドと純血アラブによるそれぞれ国内産限定のダービーがあって、産地にこだわらない純血アラブのダービーは、G2の国際� ��ースと、おそらく国内調教馬限定のダービーがそれぞれ、そしてサラブレッドによるG1の国際レース。そのサラブレッドのG1を勝ったのは、アイルランド産のレディアンLadyanneという牝馬で、G3のサラブレッドギニーズと2冠制覇。短頭差2着に、ダービートライアルでレディアンを負かしていたブリッタニーBrittanyというモンジュー産駒。

本日休肝日。

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December 28, 2011

あわやのオオエライジン

見に行けなかった兵庫ゴールドトロフィー。オオエライジンはいきなりこのメンバーでどうかと思ったが、直線を向いたところでは一瞬、勝つかという勢いで、結果3着だが今後に期待の持てる内容。竹之上さんの実況がいかにも残念という感じだった。見に行けなかったのは、Gate J.新橋で東京大賞典のトークショーがあったため。地方競馬のディープな人たちの話は楽しいですね。仕事を忘れそうになるほど聞き入ってしまった。終了後は銀座の「味噌汁家」という居酒屋。今朝まで3夜の合計睡眠時間が8時間ほどだったゆえ、酔った。

競馬●兵庫ゴールドトロフィー。逃げたラブミーチャンに、3コーナー手前でオオエライジンが並びかけ、直後にセイクリムズン、後方からスーニも進出。直線を向いてオオエライジンが一瞬先頭に立ちかけたが、59.5キロのスーニが抜き去って勝利。セイクリムズンも伸びて2馬身差2着。オオエライジンは半馬身差3着。ラブミーチャンはゴール前バッタリで8着。●21連勝中のラピッドリダックスは、来年1戦か2戦して引退の予定。

本日のワイン●割りばしの袋にメモしたんだけど帰ってきたらなくなってた。最初はカヴァ。カヴァを飲みつくしたあと、サービスでマム、コルドン・ルージュ・ブリュットが、なんと!サービスで出てきた。ルイ・ラトゥール、グラン・アルデッシュ・シャルドネ2006。これはみなさんに好評。ほかに何飲んだっけ?

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December 27, 2011

ようやく荒尾最終日の…

『地方競馬最前線』は今年最後の収録。来年は2週目の再放送分の構成がちょっと変わるんですが、番組は続きますのでよろしくお願いします。終了後出社、というか帰社、だな。日付が変わるころになってようやくここ何日か苦しんでいた荒尾競馬最終日の原稿にとりかかる。苦しんでいたのは内容ではなく時間的な問題で、特に締め切りを言われていたわけではないので、ちょっとずつ先送りになっていたのだが、さすがに年を越すわけにはいかので。とりかかるまでは睡魔との戦いだったものの、当日ICレコーダーに録音したインタビューを聞いたり、YouTubeにアップされている当日の様子を見始めたらアドレナリンが一気に噴出されたようで最後まで一気に書いた。送信したのは翌日の午前7時過ぎだったが(笑)。

競馬●ニュージーランドで6度チャンピオンサイアーとなったフォルクスラードがパドックでの事故で死亡。23歳。

さらに連続休肝日。

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December 26, 2011

金沢は年末年始恒例の

昨日中止になったぶんの代替開催となった金沢競馬だが、第1レースをやったのみで第2レース以降は中止。本格的に冬ですね。年末年始は毎年のことで、かつての上山みたいに12月の中旬までで終わらせるわけにはいかんのだろうか。

競馬●G1マリブS(サンタアニタ7F,3yo):絶好のスタートも一旦控えた1番人気ザファクターが3コーナーで一気に先頭に立つと、直線突き放して完勝。ボブ・バファートはマリブS初勝利らしいのだが、西海岸でまだ勝ってないG1があったんだ。5番手から直線を向いて勝ち馬に迫ったロスコだがゴール前で離され3馬身半差2着。2 1/4馬身差3着にアソシエイト。●G2サービューフォートS(サンタアニタ芝8F,3yo):道中は後方を追走し、直線半ばで一瞬にして先頭に立ったミスターコモンズが1番人気にこたえて勝利。3 1/4馬身差2着にアイリッシュアート。3/4馬身差3着に2番人気のアルティメイトイーグル。●05年のブルーグラスSを勝ったバンディニがサウジアラビアへ。

連続休肝日。

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花崗岩の滝、乗馬分の馬の背中

December 25, 2011

空も劇的だった有馬記念

パドックに間に合う時刻に有馬記念。陽が出ていて風もあまりなく寒さはほとんど感じなかったのだが、本馬場入場からスタートの頃には真っ黒な雲が空を覆って空気が一気に冷たくなった。どの馬もハナには行きたくなかったようで、まさに押し出されるようにアーネストリーが先頭。そして道中は14秒台のラップを2度記録するという調教かというスローペース。後方にいたオルフェーヴルはさすがにこのペースでは無理だろうと思って見ていたのだが、早めに外から中団にとりついて直線で前をとらえ着差以上の完璧な強さ。対照的にブエナビスタはあのペースで3番手ならと思ったが、直線はまったくいいところがなかった。レースが終わって雨、と思ったら口取りのあたりでは完全に雪になった。表彰式が終わるころに雪は止んだ� ��、最終レース後のブエナビスタの引退式を待つ頃には中山競馬場の4コーナー方面の空が燃えていた。大レースのときには不思議と劇的なタイミングで空模様が劇的に変化するというようなことがしばしばある。

競馬●中島記念。後続を引き付けて逃げたウルトラカイザーが向正面から持ったままで突き放し圧勝。直後を追走していたデュナメスは抵抗できず4馬身差2着。1馬身差3着にメイホウホップ。●福山・ヤングチャンピオン。好ダッシュで逃げたのはクーヨシン。これに中団からスパートしてきたトールキングが3~4コーナーで並びかけたが、直線再びクーヨシンが突き放し4馬身差をつけて圧勝。3馬身差3着にオブリラブ。●ばんえいダービー。障害先頭はイワキだが、障害を越えるところでヒザをついたオイドンがすぐに立て直し、障害を下ってすぐに先頭に立つとそのまま押し切って完勝。オイドンより一瞬早く2番手で降りたレットフジが2着争いから抜け出し� �。障害6番手のニュータカラコマも迫ったが3着まで。●金の鞍賞。メンバー中唯一の高知生え抜き、3番手追走のヒロカミヒメが3コーナーで先頭をとらえると、直線で抜け出した。中団から伸びてきたフジノパールがゴール前迫ったがクビ差で2着。1馬身差3着にマンボフィーリング。●年末年始恒例。金沢が雪で中止。

本日休肝日。

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December 24, 2011

競馬も止まるクリスマス

午前中は今年最後の竹見さん宅訪問。原稿はたんまりあるのだが、今夜だけは飲ませていただく。そういえば12月なのに都内での外飲みはこれで3回目という少なさ。今年、忘年会と名のつくものに参加したのは13日の『地方競馬最前線』の収録終わりのみだし。本日は、昨年から末席に加えていただいている高いブルゴーニュを飲む会。クリスマスイヴだからというわけではなくたまたま土曜日と重なったというだけの日付設定(だと思う)。四川中華でブルゴーニュ、最高。

競馬●12月24、25日って、ヨーロッパでもアメリカでも週末なのにほとんど競馬がない。クリスマス休暇(?)で競馬も止まるのか。土日にぴったり重なったのが05年以来だから今まで気づかなかったのかも。というわけでBlood-Horseもお休み。

本日のワイン●中野のモンファにて。
ヴァザール・コカール、ブランドブランNV
リュードヴァン、シャルドネ2009
シルヴァン・ロワシェ、ペルナンヴェルジュレス・ブラン2008
フランソワ・ミクルスキ、ムルソー・ジュヌヴリエール・プルミエクリュ2006
デュポン・ティスランド、サヴィニーレボーヌ・レ・ゴラルド2008
クリストフ・ヴォードワゼ、ヴォルネイ・プルミエクリュ・レ・カイユレ2009
フィリップ・ガヴィネ、ニュイサンジョルジュ・プルミエクリュ・レ・ブースロ2005
ブシャール・ペール・エ・フィス、ボーヌ・グレーヴ・ランファン・ジュズュ1999
モンジャール・ミュニュレ、エシェゾー・グランクリュ2009
モンジャール・ミュニュレ、エシェゾー・グランクリュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2009

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December 23, 2011

いよいよ荒尾競馬最終日

6時起床で荒尾へ。駅探で調べておいた7時発のつばめが博多駅で見当たらず。はて。しばしののち、つばめが九州新幹線であることが発覚(笑)。在来線の特急かと疑わずにそちらの電光掲示板を探していたのよ。しかしそれに乗らないと開門に間に合わなくなるので図らずも九州新幹線初乗車。やっぱいいですね、九州新幹線。久留米で鈍行に乗り換えて荒尾。競馬場到着が8時半ごろで、入場門にはすでに行列ができていた。午後まで入場者が続々と途切れず最終的には8,935名の入場があったそうだ。有明海から吹く風はかなり冷たいが晴れたのは何より。レースは淡々と進み、最後まで一生懸命な関係者はむしろ笑顔。寂しさや悲しみはむしろ終わった後、夜とか翌日とかにやってくるのだろう。そんな最終日のことについてはまた別に� ��くのだが、最終レース終了後のグランドフィナーレセレモニーは、実況の北本さんと、荒尾のご当地アイドルさん(名前失念)のダブル司会。セレモニーも進んだところで件の荒尾のご当地アイドルさん「わたし、有名になれなくてすいません。私が有名になっていれば荒尾競馬を救えたかもしれないのに」といって本気で泣き出してしまったところがこの日のひとつのハイライトだったか。終了後は生涯二度目にして今月二度目の山口うなぎ屋。競馬場にたくさん人が来ていたから混んでるかと思ったけどぜんぜんそんなことはなかった。もう二度と食べる機会はないだろうと思い2720円也のC丼。予定していた快速に間に合わず、帰りも久留米から九州新幹線に乗ることになった。荒尾競馬場がなくなるのは寂しいが、荒尾という街にも おそらく二度と来ることがないであろうことも同じくらいに寂しい。

競馬●肥後の国グランプリ。好ダッシュから単独で逃げたのはスターペスレイコ。やや離れた2番手追走の1番人気テイエムゲンキボが3コーナーでとらえると、直線突き放して圧勝。タニノウィンザーは7番手追走から徐々に位置取りを上げ、直線追ってきたが5馬身差の2着。さらに6馬身離れた3着にシゲルアソサン。●浦和・ゴールドC。3番手追走のナイキマドリードが3コーナー過ぎで先頭に立つと直線独走。3~4コーナーで外から進出したイブロンが8馬身差2着。最後方からまくってきたラインプレアーが1馬身差3着。●名古屋グランプリ。好ダッシュで外から先頭はエーシンモアオバー。2番手を追走した1番人気ニホンピロアワーズが4コーナーで前をとらえると� �続との差を広げて完勝。エーシンモアオバーが粘って2馬身差2着。後方集団から3~4コーナーでまくってきたマイネルアワグラスが7馬身離れた3着。ボレアスは直線伸びず6着。●G2アル・ルワヤ(メイダンAW1600m,PA 4&up):後方2番手を追走したアフアルガブラが直線半ばで差し切って勝利。直線を向いて先頭に立っていたカンダールドゥファルガスは1 3/4馬身差2着。クビ差3着にナイシャン。フライヴォラス5着。●バルバロの全弟レンテノールが、タンパベイダウンズ第7レースで勝利。通算12戦3勝。

本日の酒●山口うなぎ屋でビール。飛行機で睡眠をとりたいゆえ、サクララウンジにてI.W.ハーパーをロックで。

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December 22, 2011

8年前の高知と荒尾は…

明日の荒尾最終日に備えて博多へ。前乗りとはいえほかに原稿がたくさんあってホテルに籠る。そうえいば荒尾関係のことを検索していて、へーそうだったんだ、と思ったこと。高知競馬ががんばって存続を決めたころ、高知新聞で『「高知競馬」という仕事』という秀逸な連載がされていたのだが、そのひとつがこれ。<荒尾競馬の経営は、予想外の健闘を見せていた。> <荒尾競馬の累積赤字は意外なほど少ない。>だったんだよね、8年前は。しかし高知はハルウララ・バブルや龍馬ブームがあり、観光資源がたくさんあったりするのは地方都市としては相当に大きなことなのかもしれない。対して荒尾は、三池炭鉱の閉鎖は街全体に相当に大きな影響があったのだろう。

競馬●フランスのノルマンディーで余生を過ごしていたベーリングが16日、リンパ肝炎のため安楽死。

博多にて。本日休肝日。

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December 21, 2011

荒尾は84年間ではないの

昨日だったか。荒尾競馬に関する記事を書いていてハタと疑問に思ったのだが。新聞やネットなどの報道ではどこも「荒尾競馬83年の歴史云々…」みたいに書いていて、実際にこのエントリの写真にもあるように競馬場には「83年間のご愛顧ありがとうございました。」という横断幕が掲げられている。なのでぼくも今まで疑いなくそのように書いてきたのだが、しかし。荒尾で初めて競馬が行われたのが1928(昭和3)年3月で、今年の年末まで開催が行われたのだから荒尾競馬の歴史は84年と書くべきじゃないだろうか。今年3月に行われた重賞が「開設83周年記念」だから83年間としちゃってるんだろうか。たしかにその3月の時点ではちょうど83周年なのだが、4月から今月までの開催は84年目に入ってるわけでして。荒尾競馬場では戦時中� �鍛錬競馬などが行われていたのだが、戦争末期にはまったく競馬が行われなかった年が1年間あったらしく、まさかそれを差し引いて83年てことでもないよねえ。というわけで木曜日発行の夕刊フジのコラムには「84年の歴史に幕を下ろす」と書いてみたのだが、デスクはそのまま通してくれたかなあ。

競馬●今年の北米3冠の勝ち馬、アニマルキングダム、シャックルフォード、ルーラーオンアイスの3頭は、4歳の来年も揃って現役続行の予定。3冠勝ち馬すべてが4歳でも現役を続けるのは99年以来。リアルクワイエットが2冠、ヴィクトリーギャロップがベルモントSを勝った年で、いずれも4歳でもG1を勝った。

本日の酒●寒かったので、日本酒の熱燗と「奄美」のお湯割り。

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December 20, 2011

荒尾最終日を思案する

昨日は成田からそのまま出社。企画書などが終わらず本日始発で帰宅。どうしても自分でつくったものが食べたくてクリームシチューをつくりはじめる午前6時。ホワイトソースはハインツの缶。この缶に書いてあるレシピどおりにつくるクリームシチューがなかなかにおいしくてお気に入り。ただし牛乳はちょい多め。肉は鶏ではなく豚が好き。しかしこのレシピ。<約10分煮る><20分煮込む><約5分煮込み>とあるのに<調理時間15分>てどーゆーこと? 煮込んでる時間は調理時間には含まれないんだろうか。8時に寝て正午起床。午後は某所で企画のプレゼン。年末にもかかわらずこれで2件目。その後出社。毎日新聞の本紙は昨日付だったようだが「ばってん日記:さよなら荒尾競馬」という記事にクギ付けになり何度も読み返す 。3日後に迫った荒尾競馬の最終日。果たしてどう伝えたらいいのだろうと思案する日々。

競馬●ウェイン・ルーニーがオーナーとして来年2頭をデビューさせる。明け2歳のバハミアンバウンティ産駒の牡馬と、未出走で明け3歳となるトムウェイ。●カリフォルニアで繋養されていた22歳のバートランドが種牡馬引退。

本日の酒●早朝帰宅してクリームシチューをつくりながら黒糖焼酎「奄美」のお湯割り。

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busykill滝

December 19, 2011

帰国して荒尾競馬を想う

帰りのUAはぎちぎちの満席。やはりクリスマス休暇っぽい西洋人の家族が目立つ。こちらはシンガポール周辺で働いていて、アメリカに戻る人々だろう。そういえばCAさんのほとんどが往路と同じだ。UAでシンガポール滞在約30時間の2泊3日の日程だとなるほどCAさんも同じ日程なのね。何度も利用していてようやく気付いた(笑)。成田に着いて週刊競馬ブックを買う。熊本日日新聞・小野由起子記者の「荒尾競馬が消える」という記事の最終回。いい特集でした。「大家族」というタイトルで最後に掲載された厩舎関係者の集合写真。ほどんど全員が笑顔なのを見てちょっと泣きそうになった。

競馬●97年にBCジュベナイルを勝って2歳ながら年度代表馬となったフェイヴァリットトリック産駒のクォーターホース、グッドリーズンSAが、12/10ロスアラミトスのG1チャンピオンオブチャンピオンズを勝利。

本日のワイン●朝便のUAのYで。コースタルリッジ、シャルドネ2009。赤がまあまあだったので白も、と思ったらイマイチ。ベイリーズをロックで。

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December 18, 2011

今年最後の競馬開催日に

シンガポールの競馬は本日が今年最後の開催。原稿待ちがあって競馬場に行けるかどうか微妙だったものの、高岡厩舎がこの日1鞍だけ出走させている第6レースにちょうど間に合った。その出走の1頭は前走を勝ってレーティングが上がっているため、なんとなく勝てるという雰囲気がなく馬券は見送ったのだが、しかし。レース前に降りだした大雨の中、外枠から2番手の好位につけると直線で後続を突き放し、最後は追い込んできた1頭に迫られたもののギリギリで粘った。単勝12倍。買っときゃよかったよ。そういえば年が明ければ高岡調教師はシンガポール10年目となる。移籍のときのバタバタがつい最近のことのようにも思えるが、当時は10年後にどうなってるかなんてぜんぜん想像できなかった。当たり前か。今回マイル修行のた� �にン万円はどうかと思ったが、来たら来たでそれなりに収穫はあった今年最後のシンガポール。

競馬●HHザ・プレジデントC(アブダビ1400m,3&up):前走ナショナルデイCで2着だったシェイク・アーメドのJAASOOSが今シーズン初勝利。2 1/4馬身差2着にプリンセス・ハヤのエスケープルート。さらに2 1/4馬身差3着にフィンジャーン。

本日の酒●シャンパンルームでいただいたニコラ・フィアット・ブリュット・ブルーラベル。夕飯の中華レストランでギネス・スタウトの缶を2本。

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December 17, 2011

早くもクリスマス休暇?

スターアライアンスの今年最後の修行ということでシンガポールへ。年末の香港国際レースのあとに外国へ行くのは初めてかも。成田空港は普段の土曜日より人が多い感じ。とはいえ目立つのは外人ばかり。UAのレッドカーペットクラブも満杯に近く食べ物飲み物の供給が追い付かないほど。ここで唯一といってもいいお腹を満たすことができる海苔巻きなどは出されるそばからなくなっていく。ざっと見たところ家族連れっぽい外人が目立つ。日本人は年末進行の追い込みの時期なのに対し、外人さんたちはおそらくクリスマス休暇の入口ではないかと想像する。シンガポール行きのUAは満席に近かったがぼくの4席の列は幸運にもぼくと反対の通路側のみで真ん中2席は空いていた。しかし。同じ列の窓側3席のところにかなり体格のいい 男3名が乗り合わせていて、その真ん中のヤツがぼくの隣に移動しようとしてきた。が、「前のほうもたくさん空いてるからそっちに行け」と断固拒否。だって、ここならおそらく隣が空く確率が高いだろうと予想して確保した席であり、昨日まで隣が空いたままであることをちゃんと確認していたのだからそれくらい主張してもいいでしょ。出発は滑走路の混雑に加え機材トラブルなどがあって1時間ほどの遅れ。シンガポール到着もそのまま1時間遅れて午前1時過ぎ。

競馬●久松城賞。縦長の8番手を追走した1番人気タンゴノセックが3コーナー手前からまくって4コーナー先頭、直線では後続を突き放して圧勝。5馬身差2着にマルハチゲティ。3/4馬身差3着にアプローチアゲン。●G1カルロスペレグリーニ国際大賞(サンイシドロ2400m,3&up):勝ったのは昨年のアルゼンチンダービー馬エクスプレッシヴヘイロー。父ヘイローサンシャイン、母アンブラスモア(アルゼンチン産)。短頭差2着にブラジルのVeraneio。●G1キャッシュコールフューチュリティS(ハリウッドパークAW8.5F,2yo):4番手の好位を進んだリエイゾンが直線で抜け出し勝利。ボブ・バファートはこのレース6勝目。直線外からラウジングサーモンが迫ったがクビ差2着。1馬身半差3着� �ブラザーフランシス。1番人気マジェスティックシティは10着。

本日のワイン●成田のレッドカーペットクラブで南仏エロー地方の白、赤を1杯ずつ。UAのYでめずらしくビール、ハイネケン。を飲んだのはワインがイマイチだからなのだが、メシのときに赤を頼んでみたら銘柄が変わっていた!カリフォルニアのHACIENDA メルロー2010。1/4のプラスチックボトル。白も飲んでみればよかったなあ。そしてベイリーズをロックで2杯。

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December 16, 2011

思った以上に読まれてる

午後イチで神谷町方面へご提案&打ち合わせに。向かう途中でその関連部署の方に5年かもっと以上ぶりにバッタリ。いきなり「ヨンキーおいしかったですか?」とか聞かれる不意打ちにびっくり。ブログって本人が思う以上に読んでいただいてるんだなあと。夜は誘われていた芝居を見に中野へ。風俗の女の子たちの待機部屋が舞台のオハナシ。何度かウルッとしてしまいました。

競馬●ラスト2の荒尾開催。九州ジュニアシリーズの2歳戦はすべて佐賀所属馬。まあそうなるよなとは思うけどちょっと寂しい。●そして荒尾最終日のお知らせ。●来年のケンタッキーダービー&オークスは4頭の補欠馬の登録を認める。

本日の酒●二階堂のお湯割りを3杯。帰宅してずっと前にあけてあったブル・ピノの残りを。

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December 15, 2011

地方は39人もゴールデン

ゴールデンジョッキーカップの取材兼竹見さんの鞄持ちで園田競馬場へ。雨予報もあったらしいが晴れて何より。20回記念のイベントとして第4レース後に第1回で優勝した佐々木竹見さんと第6回で優勝した田中道夫調教師のトークショーがあったのだが、司会の吉田勝彦さんはたった15分しか時間がとれないことをたいへんに悔しがられていた。たしかにこのトークショーは機会があれば予算持ち出しででも、ぜひあらためて実現させたい。と書いておく。で、ゴールデンジョッキーカップは、第1戦と第2戦はぐりぐりの1番人気馬が勝利。ともにこれを勝って中央へ戻るという馬で、格付け上しかたないとはいえ、騎手招待のようなレースにこうした明らかに力の抜けた馬がいるのはどうでしょう。専門紙の印をざっと見ただけで表彰台を 争うのはこの人とこの人だなというのがほとんど誰にでも予想ができてしまったみたいな。とはいえここで優勝したからといって実績的にどうなるものでもないベテランジョッキーたちばかりだけに、どこか和気あいあいとした雰囲気があってそれはそれでいいものだ。ただ地方競馬では11月12月にもそれぞれ2名ずつが2000勝を達成し、ばんえいも含めてだが現役では39人。開催場である兵庫だけでも5人もいて、さらには小牧、岩田はかならず呼ばなければいけないという状況はどうしたものか。出場騎手の選定についてはちょっと考え直したほうがいいように思う。

競馬●エアドリースタッドに繋養されていたインディアンチャーリーが血管肉腫というガンのため安楽死。16歳。●来年のプリークネスSのロゴ。●パーフェクトシャールは出走を予定していたカルロスペレグリーニへの遠征を中止。

本日の酒●伊丹空港で生ビール2杯。日本のどこだかのピュアモルトをロックで1杯半。

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December 14, 2011

目標はUAE・KYダービー

2日続けて早朝出勤してみた。が、満員電車はやっぱりきびしい。大学時代、週に何度か1限の授業に通うときに「毎日満員電車に乗って行くような仕事はできん」と思った気持ちは今も変わらない。夜は川崎競馬場。全日本2歳優駿のパドックはえらく関係者が多かった。ユキチャンなみに。オーブルチェフはつまづいて最後方からのスタートでも内容的には楽勝。脚元はだいじょうぶだったんだろうか。このあとはUAEダービーに直行で、ケンタッキーダービーという計画もあるそうだ。

競馬●全日本2歳優駿。オーブルチェフはスタートで躓いて最後方も1コーナーで中団、向正面から一気に進出すると、4コーナーで先団の直後。2番手のメジャーアスリートが直線で先頭に立っていたが、オーブルチェフがゴール前でとらえ3/4馬身差で勝利。さらに3/4馬身差でヴェアリアスムーン。ハナ差4着に北海道のゴールドメダル。●ドバイワールドCが、2011年のベスト・イン・ドバイ・スポーツイベントを受賞。●イギリスで不正行為。Paul Doe、Greg Fairleyが12年の騎乗停止。そのほかKirsty Milczarekが2年、Jimmy Quinnが半年。●ヘイリー・タナーが約4か月ぶりに来週火曜日のケンプトンから復帰。●91年のケンタッキーダービー馬ストライクゴールドが昨日、繋養されていたトルコのカラカベイスタッドファームのパドックで左前脚を骨折したため安楽死。

本日のワイン●家で飲んでるような時間がなく続きのシャトー・ペスキエ、カンテサンス2008を1杯だけ。

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December 13, 2011

忘年会の季節につき…

今年ラス2のグリーンチャンネル。年末・新年の特番用に来年の期待馬などの収録もあったのだが、地方競馬は2歳も3歳以上もクライマックス的レースが年末ギリギリまで各地であって、今の段階で選ぶのは難しい。ということでヘンなコメントにならないことを祈るのみ。終了後は番組の忘年会。前回だか前々回の収録終わりで「ヤマジュンの弟さんの店が門仲にできたらしいですね」と言ったらそれで決まり、その「葡萄屋Maru-shu」にて。そのお店は2階にあるのだが、1階の沖縄料理屋はだいぶ以前に有馬記念後の宴会をやったところだった。リーズナブルなワインが各種ラインナップされていてなかなかいいお店でした。ごちそうさまでした。
ふるさと納税、まだ間に合いますよ。今年は自己負担が5000円から2000円に減額となっております。

競馬●金沢・ヤングチャンピオン。2番手追走の1番人気ジュウワンブライトが、逃げたマツノリバイバルを直線で交わし3馬身差をつけて勝利。1馬身差3着にミサワゲーリー。●ラピッドリダックスがローレルパークの第6レース(アロウワンス)を逃げ切って21連勝。北米の近代競馬における年間最多勝記録の19勝にも並んだ。ほかに年間19勝は、1905年のローズベン、1948年のサイテーション。●BCフィリー&メア・ターフを勝ったパーフェクトシャールが土曜日のカルロスペレグリーニ大賞に遠征。

本日のワイン●カヴァはクリティアス・ブリュット
一度飲んでみたかった、シャトーメルシャン、アンサンブル萌黄2010。なるほど90%以上シャルドネなのね。
アルゼンチンのボデガス・カリア、アルタ・マルベック2008
チリのカリテラ、アルボレダ・カルメネール2008
トルブレック、ウッドカッターズ・シラーズ2010

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December 12, 2011

スカイライナーでの邂逅

飛行機に乗るまで終わらせないといけない原稿が2本あるため午前6時起床。ホテルの部屋から窓の下を見るとプールで泳いでいる女性がひとり。Yahoo!天気によると香港は気温9度。野外のプールですよっ!(驚)。なんとか午前10時ごろに原稿は完了してひと安心。香港のCXのラウンジはイスラムチェックがなくなったようで競馬のサイトがちゃんと見られるようになっていて、いつやろうかと思っていた原稿までできた。15:20発の成田行きCXはぎちぎちの満席も定刻よりやや早く成田着。帰りのスカイライナー。日暮里駅が近づき外の暗闇の風景を眺めていると、通路を前から歩いてくる男性の顔が窓に映り、それが大学時代の親友Iであることに気づいてびっくり。立ち上がっていきなり指を差したら相手はもっとびっくりしていたが。� �のIも海外出張が多く中国のどこだかに行った帰りとのことだったが、ちゃんと堅気の会社での出張なのがぼくとは違うところ。

競馬●プリンセス特別。逃げたマーメイドジャンプに、3番手を追走していたタッチデュールが4コーナーで並びかけ、直線一騎打ち。ゴール前でタッチデュールが抜け出し3連勝で重賞2勝目。マーメイドジャンプは1馬身差2着。後方から直線押し上げたキミニコイシテが2馬身半差3着。1番人気メイレディは2番手を追走したが4着。

本日のワイン●CXのラウンジにて。シャンパーニュはピぺ・エドシック。CXのYは往路と同じソーヴィニヨンブランとシラーズ。

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December 11, 2011

日本3勝から10年の香港

10:20発の最初のプレス送迎バスで競馬場へ。がしかし。パソコン用の電源などがあるデスクはすでにほぼ満杯。先に来ていたA君に横をちょっと開けてもらって事なきを得たが、香港でこんなことは初めて。4月(&5月)の国際レースはともかく、12月は来年からちょっと対策が必要。と覚え書き。香港国際レースは、日本調教馬が3勝を挙げてからちょうど10年。その翌年には今度は香港馬が3勝を挙げる初めての活躍でオフィシャルの方々が大喜びをしていたのを思い出す。そうした当時とはだいぶ状況が変わって今ではヴァーズ以外は香港馬が勝つのが当たり前になった。そういえば地元馬がほとんど勝負にならなかった20世紀は、今の地方のダートグレードのように絶対いらない地元馬とかが必ず何頭か出走していたものだが、今ではそ うした明らかに格下という馬はほとんどいない。それにしても昨年のマイル・トライアル以来勝ち星がないどころか4着が最高だった9歳のエーブルワンには驚いた。鞍上も50歳(55歳というデータもある)のジェフ・ロイド。マイルに限らず毎年同じような馬が出てきて勝ち馬が変わる香港馬はほんとうに層が厚くなった。

香港ヴァーズ:馬群の中団ど真ん中から抜けてきたドゥナデンがメルボルンCから連勝。直線半ばで一瞬先に先頭に立ったサムズアップが3/4差2着。さらに3/4馬身差で3着はシルヴァーポンドとレッドカドゥーが同着。
香港スプリント:パドトロワ、ロケットマン、ベイテッドブレスが前で競り合う展開も、中団から4コーナー内を突いて抜け出したエントラップメント、真ん中から出てきたジョイアンドファン、中団後ろから外を伸びてきたラッキーナイン3頭の直線での叩き合いからわずかに抜けたのはラッキーナイン。アタマ差でエントラップメント、ジョイアンドファンが2着同着。
香港マイル:逃げたフライングブルーからやや離れた2番手を追走したエーブルワンが直線半ばで先頭に立ち、迫ってきたシティスケープをクビ差で、1番人気エクステンションを短頭差でしりぞけて勝利。
香港カップ:3番手の内を追走したカリフォルニアメモリーが直線の混戦から抜け出して勝利。1馬身差2着にイリアン。アタマ差3着にザズー。1番人気アンビシャスドラゴンは4着。

競馬●中日杯。2番手のジャングルスマイルが向正面で先頭。3~4コーナーで並びかけたナムラダイキチと北國王冠に続いての一騎打ち。直線での叩き合いから今回はナムラダイキチが2馬身半差をつけて勝利。大差の3着にはヒカルマンテンボシ。●福山王冠。中団追走のサンダーストラック、フレアリングマリーが馬体を併せて4コーナー手前で先頭。直線ではフレアリングマリーが徐々に差を広げ、サンダーストラックに3馬身差をつけた。●G1ハリウッドスターレットSで断然人気ながら4着に敗れていたウィーミスフランキーは右前脚を骨折していた。

本日のワイン●カリフォルニアメモリーで儲かったKさんにシャンパーニュ、ドゥラモット・ブリュットをごちになる。
夜は鳩の丸焼きで有名な沙田の龍華酒店。ワインは持ち込みで。泡はシャンドン@オーストラリア・スパークリング
シャンドンは白・赤もオーストラリアのヤラヴァレーでつくっているものを発見。シャルドネ2010ピノノワール2010。どちらもたしか150~160香港ドルだったか。きわめてコストパフォーマンス高し。
香港のスーパーで発見!ニールエリス、ソーヴィニヨンブラン2010
シャトー・フォルティア、シャトーヌッフデュパプ2007。中華にはやはりシャトーヌッフドゥパプが合う。
チリのコウシーニョ・マクル、アンティグアス・レゼルヴァ・カベルネソーヴィニヨン2009

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December 10, 2011

冬のお楽しみ蛇スープ

午前便のCXでほぼ定刻に香港着。ホテルまで送迎の車を待っていると北海道から電話。ソウルで今日から騎乗をはじめた井上俊彦騎手が勝ったらしいと。夜は久しぶりの鏞記に総勢6名で。ピータンうめぇ。豆苗エノキダケあんかけがホタテのダシが効いててすげーうまいと思ったら、エノキダケではなくホタテだったと。そりゃうまいはずですよ。時期的に蛇スープもうまし。香港は日本より場所的に月食がきれいに見えたらしいのだが、ホテルに戻るMTRの乗り換えで1駅乗り過ごしたりするほど酔っぱらってたのですっかり見るのを忘れた。

競馬●G1ハリウッドスターレットS(ハリウッドパークAW8.5F,2yo f):縦長一列の4番手から徐々に位置取りを上げたキラーグレイセズが直線外から抜け出しグレード初勝利。半馬身差2着にチャームザメーカー。逃げたレディーピーカンが1馬身半差3着。1番人気ウィーミスフランキーは最後方追走で見せ場なく4着。●G3シュガースワールS(ガルフストリームパーク6F,3&up f/m):3番手の好位につけた断然人気ポメロイズピストルが直線外に持ち出し前を交わして完勝。2番手から直線先頭のピカスルーは2馬身差2着。2番人気ストライクザムーンはハナ差3着。●ルイジアナチャンピオンズデイクラシック(フェアグラウンズ9F,3&up):断然人気となったルイジアナ産のスターホース、スターギターが2番手追走から直線半ばで前をとらえ3連覇。4番手から直線伸びた2番人気ポピュリストポリティクスが1 1/4馬身差2着。逃げたブレイクアップは3/4馬身差3着。●バルバロの全弟の2歳牡馬マルガノがガルフストリームパークの第7レースを勝ってデビュー3戦目で初勝利。

本日のワイン●成田のサクララウンジにて。南アのスパークリング、J.C.ルルー・ソーヴィニヨンブラン。カヴァはカスティヨ・ペレラーダ、ブリュット・ロサード。CXのYでは白がソーヴィニヨンブラン、赤がシラーだったけどどっちもちょっとイマイチ。
鏞記にて。最初はギネス・スタウト。
ペンフォールド、クヌンガヒル・シャルドネ
クラウディベイ、ピノノワール2009
ケンダルジャクソン、ヴィントナーズ・レゼルヴ・ソノマカウンティ・メルロー2008
金鐘のDomaniというリストランテでモンテプルチアーノ・ダブルッツォをグラスで1杯。

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December 09, 2011

P.ヴァレンズエラ引退

明日から香港。例によって完徹のまま成田かという覚悟もしたのだが、なんとか終電前にとりあえずのところまでメドがついた。現地からの情報によると香港は今日あたりから急激に寒くなったらしい。とはいうもののどんなに気温が下がったって10度前後だろうから東京あたりにいると思えばなんてことはない。と思う。それより競馬場のプレスルームの冷え冷えのほうが心配だよ。

競馬●荒尾メインで馬単と3連単が特払い。●デンマンが腱を痛めて引退。●パトリック・ヴァレンズエラがようやく引退。胆嚢の手術で体重の維持が難しくなったらしい。しかし何度も復活したはちゃめちゃジョッキーだから今度は何で復活するんだろう。●キーンランドがポリトラックのメーカーとの契約を解消。

本日のワイン●勝手に開けられていた(笑)シャトー・ペスキエ、カンテサンス2008をちょっとだけ。高いだけあっておいしい。

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December 08, 2011

ゴールデントークショー

ゴールデンジョッキーカップが今年で20回目だそうだ。途中、兵庫に2000勝ジョッキーがいなくなった時期があって3年間実施されなかった年があるので第1回は88年。その第1回を勝ったのが佐々木竹見さんで、地元の田中道夫さんが勝ったのが第6回。15日のレース当日にはそのお二人のトークショーが行われる。司会が吉田勝彦さんだから、どういう話になるのか楽しみ。
夜は競馬のハナシをする飲み会。競馬のハナシをしていると時間はあっという間。

競馬●園田金盃。2番手のダイナミックグロウ、3番手外のホクセツサンデーが向正面で馬体を併せて一気に先頭。3~4コーナー中間からホクセツサンデーがじわじわと前に出て直線突き放して勝利。ダイナミックグローは1馬身半差2着。1馬身差3着にタガノバロット。直線で一旦は2番手に上がったタガノサイクロンだが故障したらしく7着。●出走9頭中8頭が馬主ホースケアというレース。●メイダン開催3日目。Al Ruwayah Prep(AW1600m,PA 4&up)は、前走G1ナショナルデイカップで7着だったカンダールドゥファルガスが今シーズン初勝利。●1990年のメルボルンCを勝ったキングストンルールが死んだ。

本日のワイン●オステリア・ピノジョーヴァネにて。サンテロ・ピノシャルドネの200mlボトル。
シチリアのフェウド・アランチョ、ダリラ2009。グリッロ80%、ヴィオニエ20%。
プーリア州のボトゥロマーニョ、プリミティーヴォ2008
これもプーリア州、サンピエトラーナ、ブリンディジ・リゼルヴァ2008

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December 07, 2011

しばらく通うオッズオン

昼過ぎに船橋競馬場へ。遠征で来場されていた某調教師にとある案件でインタビュー。その半分以上が書けない話。まあそういう話ほどおもしろいんですが。この秋にスタンド3階のゴール前付近に新規開店した店舗は、正式に「オッズオン」の店名を引き継いだようだ。今日はネギトロ鉄火丼。700円とはきわめてコストパフォーマンス高し。どんど焼き(焼きそば入り)200円という新メニューもあったのでそれも食べてみた。興味をそそられるメニューばかりでしばらくは通うことになりそう。クイーン賞はエーシンクールディ本命でちょっと恥ずかしい予想になってしまった。それにしてもクラーベセクレタは恐れ入りましたというほどの充実ぶりだった。

競馬●クイーン賞。2番手から直線先頭はプレシャスジェムズだが、3番手の外につけていたクラーベセクレタがゴール前余裕の手応えで差し切った。プレシャスジェムズは粘って半馬身差2着。2馬身差3着にカラフルデイズ。エーシンクールディは逃げたものの直線失速して7着。●荒尾最終日の予定。●ベットフェア社がカリフォルニアでの賭けの控除率を将来的には10%とする計画案を示す。

本日休肝日。

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December 06, 2011

のだ屋のおじさんすげぇ

昨日のエントリに書いた「イケめん」の「のだ屋」さん(競馬場と共に創業昭和47年)。佐賀競馬場の正門横に3軒並んでいる屋台の向かって左端のお店なのだが、ここで調理を担当しているおじさんがじつはスゴイということが発覚。何がスゴイかって、佐賀と荒尾のデータを着順、着差から馬場状態まで、さらには騎手などすべてに独自のポイントをつけてMS-Accessに入力して予想のためのデータベースを作ってるんだそうだ。それがすでに10年分だったかそれ以上だったか蓄積されていると。何かからデータを読み込むとかではなく、今どきすべて手入力だと聞いてちょっとびっくり。こういう言い方は失礼かもしれないが、外見的にはとてもパソコンを使ってるとは思えないようなおじさんで、ちょっと、いや、かなり恐れ入りました 。この「のだ屋」さん。一見するとメニューなんかも普通の食堂と変わることはないのだが、よくよく見ると細かいところでいろいろと工夫をこらしているようで、なかなかに興味深い。値付け300円というカレーライスも毎度毎度食べたいと思いつつも優先順位的に後回しになってしまっているのだが、次回はぜひ食べてみようと誓いを書き残しておく。佐賀競馬場は「なんでも焼いちゃう店」が有名だけど、そのほかにも興味をそそられるメニューやお店満載なことに気づいてきた。

競馬●86年の英ダービーでダンシングブレーヴを負かしたシャーラスタニが老衰のため死亡。28歳。●プレスヴィスが4年連続でドバイ・インターナショナル・カーニバルに参戦。●ニューヨーク州がラスヴェガススタイルのカジノに拡大するための改正案に合意、か?

本日のワイン●続きのドゥース・ナチュール・メルロー2007デュフルール・フレール、ブルゴーニュ・オートコートドニュイ・ルージュ2009。ん、久々にブショネ引いた感じ。それ以前にこの作り手はやっぱりちょっとイマイチ。

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December 05, 2011

佐賀でイケめんを食う

午後から佐賀競馬場。じつは昨日の阪神が終わったあと、また博多にもどるのかとちょっと面倒な気になっていたのだが、いざ佐賀競馬場に来てみると、これだけのために佐賀に来てよかったと思えることがいくつもあった。鳥栖駅の立ち食いで初めてかしわそばを食べたのだがこれが噂に違わずすげーうまい。競馬場では「のだ屋」さんで「イケめん」という新メニューを発見。麺を焼いたラーメン(焼きラーメンには非ず)なのだが、これがかなりヒット。機会があればどこかで紹介しましょうか。さらに短時間だけど仕事上の話ができた。本日誕生日ということで、現地にはいらっしゃらなかったのだがコパさんに「誕生日のお祝いとしてラブミーチャンの口取りに入りなさい」と言われていて実行できたこと、などなど。そして� �宅。荒尾、阪神、阪神、佐賀という4日間の旅が終了。なんだかちょっとした外国よりもずいぶんと遠くに行ってきたような感じがする。

競馬●オッズパークグランプリ。逃げたのはウルトラカイザーだが、ぴたりと2番手を追走したラブミーチャンが直線を向いて交わすと直線ほとんど持ったままで楽勝。中団から向正面で3番手に押し上げたスマートブレードが直線でウルトラカイザーをとらえて2馬身半差2着。ウルトラカイザーは1馬身半差3着。●香港ヴァーズを怪我で回避したスノーフェアリーだが来年も現役続行。●BCレディーズクラシックを制したあとに850万ドルで取引されたロイヤルデルタだが、今後もビル・モット厩舎のまま現役続行。ドバイワールドCを目指す。●北米でもエクスチェンジ・ベット導入に向けてデモンストレーションが行われる。●4日のサラトガで落馬したホルヘ・シャベスは復帰まで少なくとも5ヶ月かかる。

本日の酒●福岡空港のサクララウンジにて。原稿を書きながらI.W.ハーパーのロックをダブルくらいの量で2杯。しかしなぜかあまり酔わず。帰宅して妻が開けていたらしいドゥース・ナチュール・メルロー2007

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December 04, 2011

まさかの逆転で総合2位

午前10時にチェックアウトでホテルを出され、モスバーガーに場所を移して引き続き原稿。値段的なこともあってかマクドナルドよりモスのほうがお客さんの年齢層が高く仕事をするのには快適な空間なのだが、日曜日ゆえ家族連れが多かった。モーニングの時間帯に入って、ちょっと混雑するお昼の時間帯まで居座るのも申し訳ないと思い、朝メニューと通常メニューと2食分食った(笑)。当然お客さんは入れ替わり立ち代わりとなるわけで、そんななか、小学校に上がる前くらいのお子さん2人を連れた若い母親が「お父さん死んだら保険で家のローン払わなくてよくなるから、ちょっとだけアルバイトするだけで暮らせるようになるからね~」ときわめて明るく語りかけていた。おお恐ぇ(^_^;)(^_^;)。WSJSに間に合うように阪神競馬場。吉� ��寛人。第3戦での1ポイントはだいたい織り込み済みだったが、最終戦で「ムルタに勝たれたらヤバイ」と話したとおりの結果になってしまった。乗ってる本人は事前にポイントの計算などしていないだろうから積極的に攻めての結果なのだが、一番悔しかったのは本人であろう。総合2位はすごいことなのだが地方競馬応援隊はなんとも微妙な雰囲気で表彰式。それでもファンの声援は吉原へのものが断然大きなものだった。終了後は新幹線で博多へ。

競馬●ばんえいドリームエイジカップ。最初に仕掛けたのはフクドリだったが、続いたカネサブラックが障害を越えるところでヒザをつきかけたがすぐに立て直して先頭。ニシキダイジン、オレワスゴイと続いた。カネサブラックはニシキダイジンにやや差を詰められながらも余裕で振り切ってゴール。オレワスゴイが迫ったが、ニシキダイジンが2着を確保。フクドリは4着。●G2バヤコアH(ハリウッドパークAW8.5F,3&up f/m):エラフィッツが後続を寄せ付けず逃げ切ってステークス初勝利。3 1/4馬身差2着にミスミッタゴン。3着ボーブルクイーン。1番人気シティトゥシティは5着。●今年から格上げとなったG3ヴェイルディクトリーS(ウッドバインAW14F,3&up):2番手から早め先頭はハロッズクリークだったが、6頭立て縦長の4番手から3コーナーで一気にまくってきたイーグルポイズがゴール前でとらえてグレード初勝利。ハロッズクリークはアタマ差2着。1番人気アイオブザレパードは4コーナーで先頭に迫ったが直線で置かれて2馬身半差3着。

原稿にかなり苦戦して博多の夜は休肝日。ちなみにシャンパンファイトはシャンパーニュではなく予算を考慮してかカヴァ。セグラヴューダス・ブリュット・リゼルヴァのマグナムでした。パドックで香りだけいただきました。

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December 03, 2011

金沢から世界を相手に

小倉から新幹線で新大阪。阪神競馬場へ。ピンポイント予報ではほぼ1日中雨だったが、黒い雲は行き来するものの結局雨は落ちてこず、気温も昼間はコートがいらないほどだった。吉原寛人はWSJSの前までに7レース騎乗してダートでの2着が最高という成績。しかしWSJS第1戦では外枠からハナを奪うと直線を向いて後続に迫られたものの、1400では1F長いのではと評価されていた馬にもかかわらず、ゴール前で再び抜け出した。ガッツポーズが決まったが早すぎて裁決にめちゃめちゃ怒られたらしい。第2戦のレーザーバレットは前のレースが終わったところで単勝3.0倍。第1戦を勝った影響なのかどんどんオッズは下がり一時は2.4倍にまでなったものの、最終的には2.5倍に落ち着いた。そうした人気でも5番手あたりを追走して直線前をとらえ� �抜け出すという横綱相撲はたいしたもの。今度はきっちりゴールを過ぎてからガッツポーズしたのには笑ったが。単勝も転がった(笑)。金沢競馬場からの応援バスツアーは80名の定員に対して100名を超えるほどの参加になったそうだが、おそらく明日は開催日という理由で今日土曜日のみでお帰りというのもラッキーでした。

競馬●G3ネイティヴダイヴァーH(ハリウッドパークAW9F,3&up):やや離れた4番手を追走したケトルコーンが直線ラチ沿いから抜け出し勝利。逃げた1番人気トレスボラチョスも食い下がったが半馬身差で2着。僅差2番人気ツィーブスターは2 1/4馬身差3着。

本日のワイン●競馬終了後。梅田駅構内にあるおしゃれなイタリアンカフェっぽい店に入ったのだがしかし。泡はアスティ、白・赤はハウスワインしかないという状況にちょっとショック。せっかく競馬で盛り上がったし泡ってことでアスティ頼んだらやっぱり甘すぎ。

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December 02, 2011

残り4日間の荒尾の風景

今日も3時間ほどの睡眠で5時起床。荒尾競馬場へ。最終日となる前にあえてなんにもない普通の開催に。がしかし、昨日のLJSの余韻がちょっと残っていたりしてお客さんは想像していた以上に多い。荒尾競馬のいろいろなところをデジカメに残すわりと若い人たち。それにおそらくもうあと何日かだからと通ってくる地元のおじさんたち。しかし馬券は見事に当たらず。6頭立てのレースを3連単フォーメーションで買って、1頭だけ馬券にまったく入れなかった馬に勝たれちゃうとか。それでも岩永千明通算200勝の場面を見た。終了後は最近地方競馬関係のネットで話題の山口うなぎ屋へ。何度も荒尾競馬場に来ていて、今までなんでこんな名店を知るきっかけがなかったのかと。A(並)、B(上)、C(特上)とあり、ぼくはB丼を注文した� �だが、A丼とうなぎの量があまり変わらないなあと思って隣を覗いていたら、ウナギの厚みが違うのだと。なるほど。関東みたいに蒸かしてから焼くのではなく、おそらく直接焼いているウナギはプニプニとなんとも言えない食感。荒尾最終日に再訪する時間はあるだろうか。小倉に移動して総勢5名で飲む。とりとめもない話は尽きず。

競馬●ジェベルアリ開催。第3レースのダート1000m戦をドバウィ産駒のムジャーゼフMujaazefが勝って今シーズンジェベルアリで3連勝。アリ・ラシッド・アル・ライヒ調教師はこの日も3勝。●G3ラプリヴォヤントH(カルダー芝12F,3&up f/m):僅差2番人気カサブランカスマイルが逃げ切り勝ち。2番手追走の1番人気チーターは1馬身半差2着。2 3/4馬身差3着に伏兵テゾロドアモール。●G3トロピカルターフH(カルダー芝9F,3&up):好位から直線先頭に立ったシルヴァーメダリオンが勝利。1番人気ミスターライダーが1 3/4馬身差2着。さらに1 3/4馬身差3着にホリンガー。

本日の酒●山口うなぎ屋にて。ビンのキリンビール。小倉で入った焼鳥&モツ鍋屋にて。ハウスワイン白のデキャンタはちょっと残念だったので氷を入れて。里の曙お湯割り。

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December 01, 2011

卑弥呼杯から時は流れ

LJS@荒尾は会社でネット観戦。第3戦の直線は増澤、皆川の一騎打ちかと思いきや、4コーナーではまだ離れたところにいた山本、岩永が一気に迫ってハナ、クビ、ハナという大接戦のゴール。中津で卑弥呼杯をやっていたころは、ちゃんと乗れるとは言い難い子が出場騎手の中で何人かいたのだが、荒尾の全日本レディース招待やLJSとして行われるようになってからは、女性騎手全体の人数はだいぶ減ったもののほとんどちゃんと乗れる子が残ったようで女性騎手だけのレースでも最近はこうした白熱したレースも多い。そういえば宮下が引退したことによって、卑弥呼杯に出場していた現役女性騎手は中央の増澤だけになった。当時は牧原姓でおっかけっぽいファンもいたよなあ。とか、ちょっと感慨深い。


競馬●たんぽぽ賞。ハナを奪ったテイエムハエンカゼに、グランデセイフウ、カシノエルフが差なく続き、向正面では4番手以下を離した。グランデセイフウが3コーナーで後退し、2頭の一騎打ちとなったが、直線でテイエムハエンカゼが振り切って勝利。カシノエルフは1馬身半差2着。中団から追ってきたカシノアポロンが7馬身差3着。●北米の格付け見直し。BCジュベナイルフィリーズターフ、コティリオンS、ジェニーワイリーS、BCターフスプリントがG1に格上げ。ラフィアンインヴィテーショナルH、ハリウッドターフカップS、パットオブライエンSがG1からG2に格下げ。

さらに続いて休肝日。

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